キレイゴトとホンネと

君のために生きようか 惚れたもんだから仕方ない

夢の国「関ジャニズム」(妄想童話)

「あーーー、毎日が嫌や、消えたい。誰かキラキラした夢の国連れてってくれへんかな、もう」

少しずつ溜まっていた日々のストレスを、つい、口に出してしまったこの日。


公園のブランコで現実逃避をしていると、目の前に怪しいお兄さんが現れて

f:id:aikobknb8:20150522192255j:image

「お望み通り、連れてったるわ」


指をパチンと鳴らしました。


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


「俺、RYO言うねん、ほんでここ夢の国。暗いやろ、嫌やねん俺は太陽の下で暮らしたいねんけどな、あ、ついたわ」


顔に似合わない関西弁を使いこなす怪しい男RYO。



着いた、と言ったそこには陽気な案内人がおりました。

f:id:aikobknb8:20150522214948j:image

「Hey,yo-yo!お前はcuteとsexyどっちがほしいんだyo!」



突然のことに困惑し、RYOに助けを求めようとしますが、いつの間にか姿が見えなくなっていました。

よく分からないまま、Sexyを選んだあなた。


連れていかれた先で、妖艶に髪をかきあげる男と出会いました。

f:id:aikobknb8:20150522193505j:image

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

「愛が欲しくて 君が欲しくて」

と歌う妖艶男


すると不意に、

f:id:aikobknb8:20150522193620j:image
「このマルという花に似た男を探しなさい」

というRYOの言葉を思い出しました。


「マルって花に似た男、知ってる?」


f:id:aikobknb8:20150522193716j:image

「西に行くといいよ」


最後までSexyな人でした。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

西に進むと、派手な人形のような男に出会いました。


f:id:aikobknb8:20150522225620j:image

その弾ける笑顔に、心が緩みました。


「マルって花に似た男、知ってる?」

f:id:aikobknb8:20150522195033j:image

しかし、周りの人形たちと顔を見合わせてわちゃわちゃするだけで、なにも答えてくれませんでした。


一度優しそうと思ったものに無視されたことで、一気に心細さが襲ってきました。


だんだんお腹もすいてきて、泣きそうになっていると、RYOと同じような格好の、少し胡散臭い男が現われました。

f:id:aikobknb8:20150522195459j:image

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


「どうしたん、お姉さん。あーそっか、お腹すいたんやな、分かる分かる。こっちおいで、おいしいもんあげる」


低く、甘い声でした。
やっぱりどこか胡散臭いと思いながらも、完璧な笑顔に引き寄せられ

f:id:aikobknb8:20150522204028j:image

案内されるままに着いていきました。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


すると現れたのは、彫刻のような二つの美。
胡散臭い男と、年齢不詳な男が踊っています。

f:id:aikobknb8:20150522204131j:image


「誰も踏み込めない君だけのrule」

とりんごを投げられました。


お腹が空いて仕方なかったあなたは、ありがたく受け取って、齧り


「あかーーーーーーーーーーん!!yo!!!!」
f:id:aikobknb8:20150522221945j:image

付こうとしたら、さっきの陽気な案内人が現れて、止めてきました。


「それはダメだyo、毒りんごだyo!…………ああもうええわこの喋り方!
あの兄ちゃんらな、RYOの仲間のフリして、幻想に溺れさして壊す奴なんや、気いつけや!」



f:id:aikobknb8:20150522222800j:image
「バレたか………」

そうつぶやいて、二人の男は消えていきました。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


「誰も、おらんなったやん……もう、ええわ、そもそも花みたいな男ってなんやねん、ぼやっとしすぎやん……全体的に意味分からんねん……」


諦めて、薄暗い道に寝転んだあなた。


するとどこからか力強い歌声が聴こえてきました。

顔をあげると、そこには髪はないけど美しい男が。


「モドカシイなら全て打ち砕け」な気持ちになってきて、もうどうにでもなれ!!と

「マルって花に似た男、知ってる?」

と尋ねました。

f:id:aikobknb8:20150522223524j:image

「あそこに、おるわ」

彼が指さすほうを見ると……

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


f:id:aikobknb8:20150522225000j:image


RYOの言う通り、あの花のように可憐な男が立っていました。



「………ん?……あの人、どっかで……
あ、あーーーーー!」

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


「気付いた?そう、アイツ、お前が3番目に会うた人形と同じ奴やで。普段はあんな表情やねんけど、人前に出るときは、あの笑顔で、みんなを幸せにしてるねん」
f:id:aikobknb8:20150522230209j:image

「こう、上手く言えへんけどさあ……お前の笑顔で、誰かを救ってることも、あるんちゃう?
やから、消えるなんて言ったらあかん。お前も、誰かの“マル“なこと、忘れんなよ」


そう言い残して、RYOは消えていきました。


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


♪~小さなことは全て超えていこう
                 まるごと楽しむことにしよう

f:id:aikobknb8:20150522230658j:image

夢の国で出会った7人の男たちが、円を描きながら歌っています。

この曲が終わったら、この国ともお別れです。


f:id:aikobknb8:20150522231846j:image
「またしんどなかったら、帰っておいで。
だからそれまで、頑張れ、見守ってるから。」

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..




おーわーりーー!!!
夢から覚めてからもう考えられへんかった!!

展開めちゃくちゃやしなんかもう色々おかしいけど、だって夢オチやからさ!!


めっちゃ錦戸担か丸山担か?って感じやけど、私は大倉担です!(大声)


ちなみに自分のこのツイートと、リプのせいで書きたくなったやつ



はああ今日も全力で大倉くんが大好きで、全力でジャニヲタでした!幸せです!おやすみ!