失恋したときに慰めてほしいジャニーズ~幼馴染み編~
失恋したときに慰めてほしいジャニーズ第2弾です。やっつけ仕事ですこんばんは。
いつもは前置き芸人してるんですけど、今回は、サクッと。
幼馴染みを計3名選出しました。なんの捻りもなくいつも言ってるあの人たちです。ただただ私がおいしいエントリー。
もしお時間ありましたら、お付き合いください。
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1.錦戸亮
「りょーーーーちゃん」
『お前酔ってるやろ』
「えーーーー?」
『酔っ払いがかけてくる電話をとった方って、そっちが思ってる何倍も冷めた気持ちやからなって前も言うたよな?』
「…………ごめんそんなに酔ってないです普通に喋るから相手して」
『っんやねん!!』
「いやーー、うん、振られてん、慰めて」
『………………お前今どこおんの』
「亮ちゃんの家の前」
『はあ!?!?嘘やろ!?!?……ほんまや…………降りるわ……』
っていうめっちゃ呆れた声からも、たった2時間ほど前に別れを告げられた元彼を思い出して涙が出た。
急いで玄関を開けて出てきた亮ちゃんを見たら急に申し訳なさがこみ上げてきて帰りたくなる。けどとりあえず手引かれるままに公園に連れて行ってもらう。「冷えるで」ってパーカー掛けてくれるいい男。
「っていうか別に俺ん家入ればよかったやんな」
「いややこんな顔でおばさんに会われへん」
「ほんまやお前顔ひどいぞ」
「うっ………………だから振られたんかな……」
「あーあーあーあーごめんって!!!可愛い可愛い大丈夫や」
こんな調子で喋っては凹み、凹んでは慰められ、慰められれば喋り……を繰り返してたらあっという間に2時間経つけど、
「あんたどこおんの!?はよ帰ってきなさい!」
っていう母親からの電話がくるまでずっと付き合ってくれる亮ちゃん。
「お久しぶりです、亮です。俺とおるんで安心してください、今から送りますね」
って電話対応までしてくれる。えっめっちゃいい男。
「ちゃんと目冷やしてから寝ーや」
のLINEまでくれるから、悪いと思いつつも頼ってしまう、幼馴染みの錦戸亮。
こんなにリアルに一言一句脳内再生できるのに、実は亮ちゃんと知り合いじゃないなんてちょっと受け入れられないですね。
2.山田涼介
「で?………別れたの?」
いつもの居酒屋で、いつものように甘いお酒を飲みながら、いつもの調子で問いかけてくるこの男、山田。
「………………なんで分かるん」
「うっそ、当たりかよ」
「なんで分かるん!!!」
「お前、とにかく話を聞いてほしいときは勝手にLINEしてくんじゃん。で、解決策を求めるときは電話。なにか決断して、その報告のときは居酒屋でしょ?今悩みになりそうなことといえば、就活か彼氏。思い悩んだ顔してるけど決断したんだとしたら、別れたのかなって」
「変な分析せんといてよ!」
「何年の付き合いだと思ってんだよ。いい、いい、数えなくていいわ」
せっかく丁寧に指折り数えてみたのに、軽く叩かれる。
そのうちコイツとは言葉なしで会話できるようになるんじゃないかと少し怖くなった。
「そう。……うん、別れた。別れてん。だからもういいねん、次探すねん。山田誰か紹介して」
「絶対嫌だ」
「なんで!」
「なんでって……じゃあ試しに、どんな人がいいか言ってみろよ」
「えーーーー?背高くて、背中が広くて……冷たいとみせかけて根本めちゃくちゃ優しくて……友達が、多くて……リードしてくれる……」
「うん、それ誰のこと考えながら言ったか言ってみ?」
「………………彼氏……」
「元彼な。さっさと謝ってより戻してもらった方がいいんじゃないの?」
「…………うん……うん……
っていや、こわいねんけど。もしかしたら私、山田と付き合った方が上手くいくんじゃ??」
「ばーか、相手の気持ちなんでも分かる恋愛楽しくねーだろ。俺らは一生このままがいいんだよ」
「それもそうやな」
一生変わらないらしいこの距離感を、大切にしたいと思った。
ごめんなさいちょっと語り口調になってしまった刺さないでほしい。
山田めっちゃいい奴。いい奴やなあ………………
3.菊池風磨
『先輩、彼女できてんて』
幼馴染みの風磨にそう連絡すると、すぐに既読がついた。ついたのに、なんの反応も返してくれない。たったそれだけのことと流せる余裕が今はなかった。この世に1人ぼっちなんじゃないか、そんな気がして涙が出た。
なんて心のポエム(?)読みながら泣いてたら、
「入っていい?」
ってドアの外から聞こえてきた声が待ちぼうけてたその人で、勢いよく顔を上げる。
袖でぎゅぎゅっと涙を拭いて、「いいよ」って返したら、私の顔を見て第一声が
「おいおい、ここは俺の姿を見てから泣くもんじゃねーの?」
だからリア恋枠。
「ヒーロー登場にしては遅いねん」
「バカお前、食べかけてたトンカツそのまま置いて出てったら母さん悲しむな、これだけ食ってこう……とか思ってたらいつの間にかデザートのプリンまで食べてたりしねーから!すぐきたから!」
「カラメル苦くなかった?」
「プッチンだったから余裕、めっちゃ甘い」
「しっかり食べてるやん!!!」
「よし、笑えんな?それで、先輩の彼女がどうしたって?」
って促してくれる声が優しすぎて、またすぐに泣きそうになる。
あれこれ考えてウジウジ言ってる私に、
「当たってみなきゃ分かんねーだろ、とかは、思わねーっていうか。
彼女ができたのに、お前に告白されてやっぱりこっち……ってなるような男なら、どっちみちやめとけって思うからね、俺。」
って言葉かけてくるのが菊池風磨だから!!!はいもう泣く!!!さらには
「もっと泣かせることしてい?」
つって抱きしめてくれるのが、菊池風磨だから!!!片肘はベットに預けて、もう片方の腕で抱き寄せて、おっきい手で頭撫でてくれるのが!!!菊池風磨だから!!!!!(いや知らんけど)
「どうしても言ってスッキリしたいなら止めない。でも俺は、必要以上に傷付くお前は見たくないかな」
の言葉の後に、
「……なんていって、ほんとは俺もびびってんだよねー」
ってつぶやいてたことは、きっと何年も先まで隠し通すつもりなんよ菊池風磨は……早く気付いて私…………とてもつらい………………(楽しい)
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私の周りにいる男、みんなちょっといい男すぎでは?????と思ったら全部妄想だったからしんどい。
は~~早く私も幼馴染みがほしいな~~~~
四月から始まった新生活、目標は、早く現実を見ることです。
いや、あの、考えないようにするなんて無理なんですよね私!でも、ごめんなさい受け入れることもできないんですよね!だから、あえていろんな形で失恋して、幼馴染み()に話聞いてもらうことばっかり考えてました、今日1日。
これが多分、私の中の、平和的解決。
最後まで読んでくださって……STY🌹
強く生きたいと思います。